蝋燭の灯りの中で
現在、計画停電中です。仕事をするわけにもいかず自宅へ戻り、蝋燭の灯りの中でバックアップ電池でPCを動かしながらこれを書いています。
少し寒くなってきたけれど、周りには屋根も壁もあります。
家族も怪我もなく無事でいます。たまたま津波にさらわれる地方に住んでいなかったというだけで、死なずに済んだのは単なる運です。感謝するというより、何かしなければいけないという気持ちに駈られます。
原子炉の事故は恐ろしくもありますが、さりとて何もできず、見守り祈るばかりです。
まずはこの場所で自分にできることをやっていくしかありませんね。
さて、実験の結果、停電してから2時間弱程は診療ができることがわかりました。前回、バッテリーが切れるまで、なんて大見得を切ったわりには大したことがなく申し訳ありません。
ただし非常用の玄関の誘導灯は30分程度もちますが、診察室には停電中は照明が着きませんので、日が暮れると診察は不可能です。
明日18日の停電は午後3時半頃から7時頃の予定です。
なんとか5時頃まで診療できたらと思います。したがって明日の午後の外来の受付は4時までとさせて下さい。それでももし途中で診療ができなくなったら許して下さい。いろいろできることは限られていますし、時間もかかると思います。できるだけ午前中に受診をお願いします。
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